童話の赤ずきんちゃん。
ディズニーのオーロラ姫。「オズの魔法使い」のドロシー。彼女たちが、決まって手にしているもの。
──そう、それは「バスケット」。
赤ずきんちゃんのバスケットに入った
お菓子やぶどう酒は、それは、美味しそうに思え、バスケット片手に、実を摘みながらハミングするオーロラ姫の姿は、とってもエレガント。黄色のレンガ道の上、バスケットを揺らしながら、
歌って踊るドロシーの姿には、無邪気な元気が満ちています。
いつしか、物語のヒロインと共に、
「バスケット」というアイテムも、憧れの存在になりました。
そんな作品たちに触れて育った女の子が
ついに、憧れのマイ・バスケットを手に入れたのは、
小学生の夏のこと。
366km離れたおじ・おばのところへ、一人泊まりに行った時、
それこそ、物語の主人公がアイテムを授かるように、
買ってもらったのでした。
あれから、15年余り。
再び、おばから授かったバスケットが、
あの頃と変わらぬ私が、
ここに在るということを証明しているようです。
赤ずきんちゃんも、オーロラ姫も、ドロシーも、
そして、おばの元へ一人旅したおチビさんも。
バスケット片手に訪れた先には、冒険が待ち構えていました。
今年の春、また冒険が始まりそう。
さぁ、バスケット片手に、どこへ行こう? by ユミ

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